愛しい日々 奏でる日々 hitomitk.exblog.jp

ピアノを弾き、歌っています。


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カテゴリ:東の森便り( 65 )

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さて、前回の水芭蕉と石楠花が咲く湿地にて
「ワサビもとれます!」という話。

どれが山葵の葉っぱなのか、教えてもらって抜いてみる。
根っこの部分(つまり山葵…)の大きさは、抜くまで分からないのだけれど、
葉の茂りすぎてないものは、多少大きめに残っていた感じ。
本当はどうなんだろ…。

3つほど採って持ち帰る。
この写真のは小さめだけれど、なんだか涼しげな色でしょう!
帰宅後のお昼ごはんは、もちろん蕎麦(笑)。
こういうのって気分もあるけれど、採れたての山葵でおいしかったなぁ。

葉山葵も収穫して帰り、佃煮にして晩ご飯に食べる。
それと、Yさんの庭の隣の空き地に蕗もたくさん伸びていて、それも持ち帰り煮物に。
質素だけど、贅沢な日々です。
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by hitomi_tk | 2012-08-02 12:06 | 東の森便り | Comments(0)
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前の記事↓に書いた、隣の森で暮らしている女性お二人。
二人ともYさんなのだけど(笑)、お家の庭をぐるっと見せていただいた後、
「この裏に湿地があって、この間水芭蕉が咲いてたんですよ。
 あ、ワサビもとれましたよ…、行ってみます?」
行く行く!と母と二人、案内していただく。

ほんとにびっくりするほど近く、緩やかな坂を下ると小さな水の流れがあって…。
さすがに水芭蕉は咲き終わっていたけれど、そのすぐ脇のほの暗い林の中に一論だけ、
ほわんとやわらかく光るように咲いていたのが、
この写真の「石楠花(しゃくなげ)」 なんとも幻想的で奇麗でした。

そこで思い出したのが『夏の思い出』の歌詞…
「夏がくれば思い出す
 はるかな尾瀬 遠い空
 霧のなかにうかびくる
 やさしい影 野の小径(こみち)
 水芭蕉の花が咲いている
 夢見て咲いている水のほとり
 石楠花(しゃくなげ)色にたそがれる
 はるかな尾瀬 遠い空」

水芭蕉と石楠花の組み合わせ…
今私の目の前で、水芭蕉の咲く水辺のそばに石楠花が咲いている!
とちょっと嬉しくなり(笑)、しかし…季節がおかしくないか?と思う。
尾瀬の夏はそんなに寒いの?夏に水芭蕉が咲くなんて〜と思い、調べてみると・・

尾瀬の気候は、母の住む辺りと同じらしい。
なので、水芭蕉が咲くのは5月上旬あたり…。
つまり作詞した江間章子さんは間違っちゃったというわけ。
ただ、江間章子さんは幼少時代、夏に水芭蕉が咲く地域に育ったらしく
それでそのイメージのまま、この歌詞になったらしいのだ。

小さい時の記憶とか感覚って、すごく強いんだなぁと思う。
たしかに私も昔のいろんな感覚が蘇って、
歌詞の中にそういう要素が入ったりすることもある。

小さい頃の思い出、懐かしくて忘れられない一瞬。
もちろん、人との関わりや事柄としての思い出もいいけれど、
風景、音、光、温度、湿度、匂い・・、そんな感覚的な記憶とか…。
大袈裟でなものでなくて心の奥の隅っこの、普段忘れてるけれど何かの拍子にふと蘇る…
そういう誰の心の中にもあるだろうそれぞれの記憶、いいものですよね。
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by hitomi_tk | 2012-08-01 15:10 | 東の森便り | Comments(1)
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ある日の午前中、母が少し歩こうと言うので、
母のいる森を出て隣の森まで散歩。

その森には、女性二人で暮らしているお友達がいて…(あ、ネコも一緒(笑))
一人は絵描きさん、もう一人はパティシェ、という組み合わせ。
東京から移住して何年になるのだろうか…真冬も雪の中で暮らしている。
だからお家の庭にある薪小屋、ひと冬分の薪の量もすごい!

お二人、やはり散歩中に母の庭を気にいってくださって知り合いになったようで
お庭には、母の庭から貰われていった植物が根付いていたりする。
母の森とは環境が微妙に違うので、なかなかうまく根付かなかったりもしたらしいが
何度もトライして成功!というのもあるようだ。

この写真は、そこのお庭に咲いていたチューリップの原種。
山野草ではないけれど奇麗なので思わず一枚。

そして、スミレ!
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少し大きめの花で、いっぱい咲いていたなぁ。群生といってもいい。
母が「白いスミレ…素敵ね〜。お花が咲き終わったら株分けしてくださる?」
と言っていたが、後日(私が帰ったあと)白いスミレがいっぱい玄関先に届いたって。

やっぱり、さりげなく温かいおつきあい。
お互いに深く立ち入ったりはしないけれど、みんなみんな親切です。
当たり前のように助け合って過ごす。
昔はみんなそうだったのですよね、きっと…。
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by hitomi_tk | 2012-07-28 12:00 | 東の森便り | Comments(0)
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ある日の早朝、朝ご飯を食べていると
静かで冷たい空気の中、(5月下旬でも、森の朝は薪ストーブが欲しい気温)
庭先で誰かがしゃがんで何か覗き込んでいる。
何してるの?と思ったら、どうもカメラ片手に必死になっていらっしゃるご様子。

母が表に出て声をかけると、やはり…
この花「チゴユリ」を写していたようだ。
これも、小さい上に樹の根元にうつむいて咲ているので
私も地面に這いつくばって写した。
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山野草が好きで、この森へ来ると写真をとらせてもらってます…とのこと。
母も嬉しいようで、どうぞどうぞお入りください、と庭の奥まで招き入れる。
朝ご飯…中断(笑)

暫く庭に咲く季節の花を見ながらお話をして、再び家に入り朝食の続き。
森の生活は、こんなちょっとしたことで人と人が繋がります。

リスや小鳥がきて朝ご飯が中断、ということもよくあります(笑)。
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by hitomi_tk | 2012-07-27 16:04 | 東の森便り | Comments(4)
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庭仕事の続きは雑草抜き。それは慎重に慎重に…。

何しろ、母がちょっとした場所に山野草植えているし、
種が飛んでいろんな場所に小さく伸び始めているので、迂闊に抜けない。
当然、雑草と間違えないよう、地面に這いつくばって作業。

そうすると、こんな小さな花にも出会う。
「フデリンドウ」
枯れ草の中から出ているその高さはほんの3センチほどだし、
花は開いても1.5センチくらいの小さなもの。
まして、日が当たらないと開かないから、朝や夕方はもちろん曇りの日も閉じていて
筆先のような蕾になっている。

咲いている場所をだいたい把握しても、
囲いもない庭の中に突然いる…という感じなので、なかなか見えない。
小さい上に開いてないと、それこそ分かりにくい。

今年初めて出会い、とても好きになった花。
それまで普通に歩いていた庭を、踏まないように傷つけないように…と歩く。
だから草抜きも当然、慎重にじっくり作業となるわけ(笑)。
無心で夢中になってする草取りは、本当に気持ちよくて幸せな時間だ。
愛おしくて平和な時間。

あんなに楽しいのだから、我が家の小さな庭も手入れしようと思うのだけれど、
このところ、この暑さと蚊にちょっと停滞中です、、頑張ろ〜〜。
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by hitomi_tk | 2012-07-26 11:47 | 東の森便り | Comments(0)
森の生活2日目。
朝6時頃に起きて、私が焼いていったスコーンとジャム、紅茶などで軽く朝食を済ませる。

その後すぐに庭に出て、掃除開始!
冬の間に落ちた枯葉にすっかり覆われているし、すごいどんぐり・・。
森は春だから、ぼちぼち雑草も出てきている。

森の中なんだから、それでいいじゃない、放っておけば〜〜という声も聞こえそうだが
我が母、落ち葉に覆われて雑草伸び放題…という庭は好きじゃないらしい。
黒い土が見えるのがいいし、自分の植えた植物があるのできちんとしたいようだ。
まぁたしかに・・。放っておけば雑草も何もぐちゃぐちゃ、
どこに何があるか分かったものではないものね。

で…、枯葉、枯れ枝、どんぐりなどを集める集める。
素晴らしいのは、やってもやっても仕事が尽きないということ。
ずっと外にいて、動いていられる。
あーあ、終わっちゃった…という感じがない。
そうそう、私は子供の時から外にいるのが好きだったのだ…
ということを感覚的に思いだす。

玄関の前には、日本桜草が満開。森は春だな〜。
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外仕事をしていると、人が声をかけてくれる。
近くに住む彫刻家のご夫婦、半年ぶりに会う農家のS氏。
S氏は、庭を隔てた道の向うでトラックをとめて、
「いつから来てたの〜?はい、これ」と穫りたてのお野菜をくださる。

都会のマンションの暮らしだと、なかなか人に会わないけれど
こういう場所の方が、人との繋がりが自然で密なのだ。
これだもの、半年近く一人で過ごす母も淋しくないわけだ。

昼前には食材が届き、冷蔵庫も充実!
お昼を食べ、午後もまだまだ庭仕事となりました。
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by hitomi_tk | 2012-07-23 12:13 | 東の森便り | Comments(0)
母のいる東の森。
昨日や今日のように、こちらがちょっと涼しいだけで森は寒いらしい。
電話で「やっぱりちょっと寒いわね…、もちろん長袖にベストも着てる…」
と言っていた。
この暑いシーズンに行くと、お得な感じだ(笑)。

母はいろいろと忙しくしているらしく、退屈しないわ〜と言っていた。
編み物もしているようで「足りなくなった毛糸と5号のかぎ針を送ってくれる?」とも。

私は、この夏まだ暫く出かけられそうもないけれど、
実は5月半ば過ぎに母を森へ送って行ったので、
今さら季節外れだけれど、その時のことを少しずつ載せてみようかなと思います。

近年あまり書けなかった東の森便り。
あそこへ行くと、ここらで体験できないことに遭遇する、平和な事件が起きる(笑)。
書かないとどんどん忘れてしまうので、これからは書かなければね。

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東の森の5月は、まだ春の始まり。
桜だってまだ残っている、カラマツもやっと芽吹いたばかり。
夏には葉で覆い塞がれてしまう森も、まだまだスカスカで青空が見える。
地面にも陽の光が届いて明るい。

森には、午後早めの時間に到着。
玄関を開けて荷物を置いたら座ることもなく、そのまま掃除開始!
雨戸を開け、掃除機をかけ、家中拭き掃除。
と言っても小さな小屋…、とは言えやはり半年空けた家…、すっきりさせたい。
動かせる家具は移動して掃除、水回りやら冷蔵庫の中やら…、夕方までにさっぱりした。
いつも大変だったという”カマドウマ”も今年はほとんどいなくて、良かった〜。

お昼ご飯を車中で軽く済ませた上に、何時間も身体を動かしたのでお腹がすいて
明るいうちに、すごーく早めの晩ご飯(笑)。森の生活は健康的だ。
翌日のお昼に食材が届くまで殆ど食料がないので、買っていった駅弁を食べる。
森へ行き慣れた母のいつものやり方(笑)。

初日を終え、なるほど…こんな感じで森の暮らしは始まるのね…
母を送って行ったのは初めてだった。
今まで話をきいてもリアルでなかったけど、これからはちゃんと分かる。
一緒に行ってよかった。

何でもないことだけれど、”共に過ごす”というのは大切なことなのだよね。
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by hitomi_tk | 2012-07-21 14:22 | 東の森便り | Comments(0)

東の森からの帰り道

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今年は、東の森へ新幹線を使わず行き来している。

他のルートで行くようになってはっきり感じたけれど
新幹線の移動には ”旅”という空気が希薄だ。
ホーム、乗っている人の雰囲気、車内の空気、車窓からの眺め…
どこかガサガサしている。みんな急いでいる。
新幹線は移動手段なのだ。

別ルートでの移動は時間はかかるけれど、
車内にはビジネスマンらしき人の姿もなく、長閑な空気が漂っている。
考え事をしたり眺めを楽しんだり、なかなか有意義な時間。

帰りの電車の窓から見た ”天使の梯子”。
もっと大きくてスゴイのを見る機会はあるけれど
車窓から見る、というのが何か違う思いにさせる。

どんなに小さな旅でも、”旅”というのは不思議なものですね。
いろんなことを気付かせてくれる。いろんな想いにしてくれる。
そして帰宅すると、その想いのまま生活が変わったりするのです。
今更かもしれないけれど、すごいものだと…。

出不精のわたくしですが、
こつこつちょこちょこ出かけるようにしたいなと思いました。
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by hitomi_tk | 2011-09-02 15:04 | 東の森便り | Comments(0)
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木々の葉の間から光が落ちてくる。
ユラユラ・・、丸い光が踊る。

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樹の茂り具合で、こんなに地表の感じが違うんです。
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by hitomi_tk | 2011-09-01 10:35 | 東の森便り | Comments(0)

東の森の畑

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母の森は少し高いところにあるので、森を抜けた畑も高台にある。
畑の向うは、崖だ。
7件の農家がやっている程よい広さの畑(私の個人的な感覚で…)がひろがっている。

キャベツ、レタス、チンゲンサイ、枝豆、ピーマン・・なんかができていた。
畝には大きいものから小さいもの、生育状況の違う野菜が育っている。
収穫時期をずらすため、同じ野菜を時期を変えて植えていくのだ。

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手前の緑は生育中のレタス。
向うの白いのは、チンゲンサイの畝に目の細かいネットをかけている。
虫が防げるので農薬がいらないし、
雨の時の泥はねが防げるので、収穫出荷の時にずいぶん助かるとか。
しかし、ネットを張る仕事も早くて奇麗。

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しかし、いくら高原とは言え森を抜ければ日射しはすごい、、
暑かった〜。

農業は素敵だけど、本当に大変なお仕事だ。
あの日射しの中で作業しても平気な強い身体、暑くても寒くても毎日だものスゴイ。
チンゲンサイの収穫は、頭にライトをつけて夜中の2〜3時頃からするようだし、
雨が降っても関係なし、とのこと。

知り合ったS氏といろんな話をする、仕事のこと家族のこと…
お話してたら分かるけれど、身体だけでなく心も健全!
本当に素晴らしい!
今の私に農業ができるわけではないけれど、
あんなふうに清々しく生きていきたいな、と心から思った。

しかし、肥料のことからネットのこと、農作業にかかる費用、
農薬の残留検査のこと・・、いろんなことを教えてもらって
大好きだった野菜たちがますます身近な存在に ♪
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by hitomi_tk | 2011-08-31 23:24 | 東の森便り | Comments(0)