昨日の午後2時ごろ、ある大学の校内を歩いていた。
校内は広く人も少ない。
ところどころ建物の裏にぽっかり空いた土地があって、草むらになっている。
通りかかると、湿度と午後の気温ですごい草の匂い・・!
この香り!懐かしくていい匂いだ。
突然、生きてる!という感覚に包まれた。なんだろ、あの強い実感。
一瞬だけどストレートで強烈な刺激 → 脳の覚醒 → 幸福感覚・・
みたいなのが瞬時に起きる感じ(笑)。は〜〜気持ちよかった〜。
音楽している時よりずっと生きてるーーって感じだったかも。
北海道へ行ってみたくなった。まだ行ったことなくて・・。
畑の作業もいいなぁ。いつか農作業できるようになってみたい。
香りは、音と同じくらいかも大事かも。
どちらも脳に強く働きかけるし、記憶との関係もかなり深いはず。
そう言えば、ふと自分の学生時代を思い出した。
学校のあった場所は、当時住所に「大字」「字」が付くほど田舎にあって
広い広い敷地面積。なのに学生は少なく閑散としていて、人とあまりすれ違わない。。
何しろ学生一人あたりの敷地面積が、北海道の畜産大学だったかに次いで
2番目に広かったわけで、夕暮れ時なんかちょっとこわかった・・。
街の東の外れにあった私鉄終点の最寄り駅から大学に行けるバスは
1時間に一本もなくて、まぁすごい場所だったなぁ・・。
話は逸れたが・・、
昨日の帰り道は、初めてのバス停から、初めてのバスに乗り、いつも通らない道を通り、
初めての場所で降りる。初めての街ではないのに、すごい新鮮で刺激的(笑)。
おまけにバスの運転手さんはとても親切な方で、ちょっと嬉しいやりとりが生まれ
香りとともにまた新しい記憶が増える。
私にとって”緑の匂い”は、きっと幸せの記憶と繋がってるんだろう。