金沢 兼六園から
2012年 03月 04日
兼六園からの眺め。
21世紀美術館へ行く前には、研修メニューの兼六園巡りだった。
ほんとうは雪の兼六園!を目指したわけだけれど、
金沢の雪はまだ積もる前で、雪景色の兼六園にはならず。
でも積ってたら坂道を登るのが大変だったはず。年配の方もおられたから。
でも遠くに望む雪を冠った山々はとても奇麗だった。
写真では伝わらないと思うけれど、見るだけで清々しい空気に包まれた。
写真のずっと左の方には、近く卯辰山が見えた。
忘れもしない…30年前の夏、
卯辰山の中、緑に囲まれた静かなカフェでお茶を飲んでいた時のこと。
マイケル・フランクスの『Antonio's Song』が流れてきた。
その瞬間それは体の中に染み込んで、忘れられなくなった。
今も大切な歌だ。
その時は曲名も分からないままに酔いしれて、
後年、その「Antonio」が、
子供の時から大好きだったアントニオ・カルロス・ジョビンのことと知り
どれほど驚いたことか…。
自分の大切な人に向けてあんな曲が書けたら、なんて素敵だろう。
兼六園では最後に、お茶室で生菓子とお抹茶をいただき、
午前中のプログラムだった大学の先生の講義→兼六園見学、の疲れを癒し
21世紀美術館へと向かったのでした。
by hitomi_tk
| 2012-03-04 18:19
| 日々のこと
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