2007年 09月 17日
東の森で <第三日、片付け午後の部>
さて昼食は、お素麺を。
さっき庭で収穫したミョウガも刻んで、薬味にする。おいしかった。
(他にもいろいろ食べたけど、もう記憶が辿れない・・)
そして作業午後の部に突入。変わらず延々と落ちた木枝の処理。
それから、傾いてしまった沙羅の木を起こす。
(食卓の窓の外に見えるはずの木。<嵐の夜は明けて>の記事最後を参照)
わりと華奢なので、私一人で何とか起こす。
それを母に持っててもらい、根もとに丸太の杭を打ち込む。
根を傷つけないように、でも再び傾かないようにしっかり打ち込む。
その杭を打つのも丸太のハンマー。なかなかの重量でいい感じに打ち込める。
そして、ふと庭を見た母が言う。
「ねぇ、あそこの木、あんなの無かった・・。」ん・・・?
つまり折れた木の枝が飛んできて、地面に刺さって立っている、ということ。
それなりに大きいので、普通の木のような顔をしてそこに立っている。
何ということだ。。
母が抜こうとしても、びくともしない。
あーーだめだめ、やめて〜!腰を痛めるではないか、、私が抜くから。。
トライ!揺らしたりしながら何とか抜ける、が、すごい深さまで入っていた。
こんな大きいのが飛んできて、地面に深く入るほどの勢いで当たったら・・
考えて、ぞっ…とする。本当に危ない。
(皆さん!森の中で台風に出会ったら決して外には出ないでくださーい!
いや、、誰も出ないか。。)
そんな木を3本くらい抜いた。
遠くからチェーンソーの音がだんだん近づいてくる。
倒れた木を切って除去しているんだろう。
現れたチェーンソー部隊は、12、3人はいた。思ったより大人数。
森から出る道すべてが倒木で封鎖されていたらしいが、
一本だけは、通れるようにしてくれた。
たしかに、何かあった時、車が通れないと困る。
これで農家の人も、森の奥にある畑の野菜を収穫に行けることだろう。
この作業を見ていた裏の敷地の奥さん(母と同じ年代)と、初めて話す。
そばにあった華奢な木を指さして
「この家に30年も通ってますのに、今日初めて見つけました。
この木、こんなに綺麗な実ができて…。作業を見ていて気がつきましたの。」
と嬉しそうだった。これも、台風が知らせてくれた素敵なことの一つ。
紫のようなブルーのような色合いで、
光が当たると透けるような、不思議な美しさだった。↓

その時、母が「痛っ!何かに刺されたみたい。」
裏の奥さんにご挨拶して、急いで母と家に入る。
刺されてました、かなり大きい刺し跡。
救急箱を探すが、虫さされに効きそうな薬がない。
あのねー、森の中に住んでいるのに、なんで、、、。
そうそう私はかゆみ止めを持ってきたんだ!
出してくると「虫さされ、赤み、腫れ」とも書いてあるので、さっそく塗る。
どんどん赤く腫れる。すぐに直径6センチ近く。母は、繰り返し塗る・・。
あのねぇ、そんなに繰り返し塗っても、、という私の言うことは、
当然聞かない。。(笑)
(結局痛みは徐々にひき、次の日には単なる痒みになったようでした。)
ということで、しばらくしてから夕食準備。
(いつまで続く・・?)
さっき庭で収穫したミョウガも刻んで、薬味にする。おいしかった。
(他にもいろいろ食べたけど、もう記憶が辿れない・・)
そして作業午後の部に突入。変わらず延々と落ちた木枝の処理。
それから、傾いてしまった沙羅の木を起こす。
(食卓の窓の外に見えるはずの木。<嵐の夜は明けて>の記事最後を参照)
わりと華奢なので、私一人で何とか起こす。
それを母に持っててもらい、根もとに丸太の杭を打ち込む。
根を傷つけないように、でも再び傾かないようにしっかり打ち込む。
その杭を打つのも丸太のハンマー。なかなかの重量でいい感じに打ち込める。
そして、ふと庭を見た母が言う。
「ねぇ、あそこの木、あんなの無かった・・。」ん・・・?
つまり折れた木の枝が飛んできて、地面に刺さって立っている、ということ。
それなりに大きいので、普通の木のような顔をしてそこに立っている。
何ということだ。。
母が抜こうとしても、びくともしない。
あーーだめだめ、やめて〜!腰を痛めるではないか、、私が抜くから。。
トライ!揺らしたりしながら何とか抜ける、が、すごい深さまで入っていた。
こんな大きいのが飛んできて、地面に深く入るほどの勢いで当たったら・・
考えて、ぞっ…とする。本当に危ない。
(皆さん!森の中で台風に出会ったら決して外には出ないでくださーい!
いや、、誰も出ないか。。)
そんな木を3本くらい抜いた。
遠くからチェーンソーの音がだんだん近づいてくる。
倒れた木を切って除去しているんだろう。
現れたチェーンソー部隊は、12、3人はいた。思ったより大人数。
森から出る道すべてが倒木で封鎖されていたらしいが、
一本だけは、通れるようにしてくれた。
たしかに、何かあった時、車が通れないと困る。
これで農家の人も、森の奥にある畑の野菜を収穫に行けることだろう。
この作業を見ていた裏の敷地の奥さん(母と同じ年代)と、初めて話す。
そばにあった華奢な木を指さして
「この家に30年も通ってますのに、今日初めて見つけました。
この木、こんなに綺麗な実ができて…。作業を見ていて気がつきましたの。」
と嬉しそうだった。これも、台風が知らせてくれた素敵なことの一つ。
紫のようなブルーのような色合いで、
光が当たると透けるような、不思議な美しさだった。↓

その時、母が「痛っ!何かに刺されたみたい。」
裏の奥さんにご挨拶して、急いで母と家に入る。
刺されてました、かなり大きい刺し跡。
救急箱を探すが、虫さされに効きそうな薬がない。
あのねー、森の中に住んでいるのに、なんで、、、。
そうそう私はかゆみ止めを持ってきたんだ!
出してくると「虫さされ、赤み、腫れ」とも書いてあるので、さっそく塗る。
どんどん赤く腫れる。すぐに直径6センチ近く。母は、繰り返し塗る・・。
あのねぇ、そんなに繰り返し塗っても、、という私の言うことは、
当然聞かない。。(笑)
(結局痛みは徐々にひき、次の日には単なる痒みになったようでした。)
ということで、しばらくしてから夕食準備。
(いつまで続く・・?)
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終わっちゃいましたね~。残念です。
でも、これからは毎年一度は森の便りが読めるんですよね。
お母さん情報の詳細とともに、
楽しみにしています。
大変な中ご苦労様でした。
そういえば、カオナシとかも姿を見せそうな風景。
小さい頃、「何になりたい?」と訊かれて、
「仙人になりたい」とのたもうて、
おばさんたちを困らせた記憶が微かにあります。
そんな生きるのが辛かったのか~?
ただ山ん中が好きだったのか?
そんなことを思い出させる、幽山渓谷(?)便り。
季節を問わず、お待ちしています。
ツアーでも組みますか?
xouさん、幹事いかがですか?
でも、これからは毎年一度は森の便りが読めるんですよね。
お母さん情報の詳細とともに、
楽しみにしています。
大変な中ご苦労様でした。
そういえば、カオナシとかも姿を見せそうな風景。
小さい頃、「何になりたい?」と訊かれて、
「仙人になりたい」とのたもうて、
おばさんたちを困らせた記憶が微かにあります。
そんな生きるのが辛かったのか~?
ただ山ん中が好きだったのか?
そんなことを思い出させる、幽山渓谷(?)便り。
季節を問わず、お待ちしています。
ツアーでも組みますか?
xouさん、幹事いかがですか?

仙人かぁ。どんな気分だろうね。

あれ? xouさんって、仙人じゃなかったんですか?
それとも、止々呂身の 「トトロ」 ?
ベース弾きは世を忍ぶ仮の姿、
夜な夜な、どんぐりを求めて、
森をさまよう・・・
スミマセン
それとも、止々呂身の 「トトロ」 ?
ベース弾きは世を忍ぶ仮の姿、
夜な夜な、どんぐりを求めて、
森をさまよう・・・
スミマセン
omuyanさん
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
実は途中から、こんなの書いてていいのかなぁ…、と思いながら続けていて・・。
本当に、omuyanさんのコメントに救われました。
で、山や森がお好きなんですね♪一番最初にいただいたコメントを思い出し、
どこかずっと同じ空気が流れているのを感じています。素敵なことです♪
今回、何もない森の中で過ごしながら、
あ〜本当に何もいらないんだなぁ…って、あらためて思いました。
こちらに帰ると、なんて物の多い(物理的にも精神的にも)生活だろう、って。
次回は秋が深まったときに訪れてみたいものだなぁ、と思っています。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
実は途中から、こんなの書いてていいのかなぁ…、と思いながら続けていて・・。
本当に、omuyanさんのコメントに救われました。
で、山や森がお好きなんですね♪一番最初にいただいたコメントを思い出し、
どこかずっと同じ空気が流れているのを感じています。素敵なことです♪
今回、何もない森の中で過ごしながら、
あ〜本当に何もいらないんだなぁ…って、あらためて思いました。
こちらに帰ると、なんて物の多い(物理的にも精神的にも)生活だろう、って。
次回は秋が深まったときに訪れてみたいものだなぁ、と思っています。
仙人・・・。
お二人にお任せしておきましょう、この話題。
お二人にお任せしておきましょう、この話題。

森の精、hitomi嬢、秋に登場ですね?
楽しみが近くなり、嬉しい限りです。
だんだん、付いて来れなくなるので、
「仙人」 はこの辺で打ち止めにしませう(笑)
ほんとにスミマセン
楽しみが近くなり、嬉しい限りです。
だんだん、付いて来れなくなるので、
「仙人」 はこの辺で打ち止めにしませう(笑)
ほんとにスミマセン

夜な夜なドングリを求めて彷徨ってます(爆)。
02:55。
ふーむ、ドングリを求めて彷徨ってる時刻に書き込みですね(笑)。
ふーむ、ドングリを求めて彷徨ってる時刻に書き込みですね(笑)。
omuyanさん
仙人話はおしまいになったようですが、トトロ話がまだ続いているようです(笑)。
秋の森に、行けるでしょうか・・。
10月と11月のライブの狭間が勝負時です(笑)。
タイミングよく行けば、落葉松の紅葉か落葉が見られるのですが。
仙人話はおしまいになったようですが、トトロ話がまだ続いているようです(笑)。
秋の森に、行けるでしょうか・・。
10月と11月のライブの狭間が勝負時です(笑)。
タイミングよく行けば、落葉松の紅葉か落葉が見られるのですが。

お、なんなんすか、トトロを変換すると「土々呂」こんなんでましたね。
で、なになに、土々呂の里にドングリは降りまくりですよ。
で、なになに、土々呂の里にドングリは降りまくりですよ。
土々呂の里の豊富なドングリ・・食べといてください・・。

なんなら葡萄と交換する?(爆)
いえいえ、そんな。勿体ないことでございます。
トトロにはドングリのほうがご馳走でしょう!
トトロにはドングリのほうがご馳走でしょう!

ホーイ。
by hitomi_tk
| 2007-09-17 00:48
| 東の森便り
|
Comments(14)